お庭や植栽のお手入れをして、より充実したガーデンライフを満喫しましょう!
雑草の処理
お庭を管理する上で大切なのが草抜きです。
草が生えることによって見た目だけではなく栄養分を取られてしまったり、日当たりや風通しが悪くなったり、害虫が発生しやすい環境になることがあります。
雑草の根が残っていると再び生えることがあるため、小さなうちに根こそぎ引き抜くようにしてください。
花が咲いてしまうと、種をばら撒き、更に増えてしまいます。
植栽の水やり(地植え)
☆植栽を植えてから、2週間は毎日水を与えてください☆
樹木約2~3本につき、バケツ一杯分を目安に水をたっぷり与えてください。
表面だけの中途半端な水の与え方は、かえって根を傷める可能性があるためおすすめしません。
雨が降った日など、地面の様子を見ながら与えてください。
水やりは、夏の場合は涼しい朝か夕方。
春や秋の場合は暖かい午前中に与えて下さい。
地植えの場合、冬場の水遣りはほとんど必要ありません。
植栽の管理
バラ(手作り消毒)
沢山の栄養と手入れ・消毒を要するバラですが、お子様がいるご家庭での農薬使用は避けたいものです。
- うどん粉病対策、消毒液の作り方1
- 500mlペットボトルに小匙すりきり一杯の砂糖と、お米のとぎ汁500ml(濃いめ)を混ぜた液を、ハンドスプレーなどで散布します。
- うどん粉病対策、消毒液の作り方2
- 500mlペットボトルに小匙すりきり一杯の砂糖と、お茶パックに入れた米ぬか(スプレー詰まり防止)大匙1~3杯を入れた液をスプレー等で散布します。
コニファー類
内部の茶色くなってしまった葉の部分は、手でぱらぱらと落とします。
それだけで風通しがよくなり、内部に光が届きやすくなり、茶色くなる原因の一つである暑さによる蒸れを抑えることができます。
作業時は、痛いので軍手をはめると良いでしょう。
シマトネリコ
- 剪定
- 葉の重さで幹が垂れ下がってしまったら、込み入った内部の枝や樹幹を乱す伸びた枝を切り取り軽くしてあげます。
そうする事によって枝を真っ直ぐに直すことが可能です。 - 肥料
- 3月頃に、油粕を1カップほど根元の周りに3~4ヶ所に分けて与えます。
シマトネリコは水を好む樹木です。
土の乾燥や寒さ対策のためにも、根元周辺にウッドチップなどのマルチングをすると良いでしょう。
キミガヨウラン
- 剪定
- 葉は2年生ぐらいを残し、それ以外は全て切り取るとすっきりした姿になります。
- 肥料
- やせ地でも育つ丈夫な木ですが、3月と9月の上旬に油粕を一株あたり1カップほど根元にばらまくとよく育ちます。
ブルーベリー
- 土
- 酸性土を好むので、ピートモスと鹿沼土を株の周りに混ぜ込んで土の改良をする必要があります。
成長が好ましくない場合は、ピートモスを株の周りに多く施します。 - 水
- 乾燥を嫌うので、特に夏場は、毎日水をたっぷり与えてください。
有機質のバークチップなどをして、乾燥を防ぐ方法も良いでしょう。 - 剪定
- 剪定は冬に行います。
込み入った枝などを切り取ります。 - 肥料
- 春先に油かすを1カップほど根元にまきます。
レモン
- 剪定
- 2月から3月、春に出た長い枝を3分の一ほど切り、木部に短い枝を作ります。
- 肥料
- 油かすと骨粉を、3月上旬から秋にかけて5回ほど与えます。
- 果実
- 生長は早いですが、若い木の場合は花が咲いても果実はつかないことがあります。
ヒメシャラ
太い枝を途中で切ることは避け、枯れ枝をを切る程度に、自然系を保つように整えます。
太い枝を切る場合は、根元から切るようにします。
月桂樹
- 剪定
- 10月中旬から11月上旬または、4月に行います。
枝先を少し刈り、飛び枝を切ります。 - 肥料
- 寒肥として、2月に根元の周囲、4カ所に鶏ふんを埋め込みます。
ユーカリ
- 剪定
- あまり必要ありませんが、樹高を抑えたい場合は4月に幹を中途で切ります。
- 肥料
- 二月下旬に一度、溝を掘って堆肥を埋めます。
ブラシの木
- 剪定
- 3月上旬に細い貧弱な枝、地際から出る枝を切り除きます。
- 霜除け
- 幼木は冬場、よしずで周りなどを囲むようにして霜よけします。
オリーブ
- 剪定
- 2月から3月、密生した枝、貧弱な枝を切り取り、木の内外に日光がよく当たるようにします。
- 肥料
- 生長を早めたい場合は、3月ごろに、根の周辺に穴を掘り、油かすを埋め込みます。